当院は厚労省の定める【口管強】の施設基準を満たしています

医院からのお知らせ

歯科のレントゲンで防護エプロンは必要か?

つくば市の歯科医院、研究学園歯科です。

歯科医院ではそれなりの頻度でレントゲンをとる機会があると思います。

歯科のレントゲンがどのくらい安全か?

防護エプロンは必要なのか?を考えてみます。

当院では、患者さんの安全を最優先に考え、最新のデジタルエックス線機器を導入しております。これにより、従来よりも極めて少ない放射線量で、精度の高い診断が可能となっています。

最近の世界的な研究成果に基づき、当院での防護エプロンの運用についてご案内いたします。

結論:防護エプロンの使用は原則として不要になりました

2024年2月、アメリカ歯科医師会(ADA)などの専門機関より、最新のデジタル撮影において防護エプロンや甲状腺を守るカラーを使用することは、もはや推奨されないという新しい指針が発表されました。

なぜエプロンが不要になったのですか?

  1. 放射線量の劇的な減少 最新のデジタル機器は、昔のフィルム撮影に比べて必要な放射線量が大幅に抑えられています。生殖腺や甲状腺への影響は、防護具がなくても無視できるほど微量です。
  2. より正確な診断のため 防護エプロンが撮影範囲にわずかでも重なると、画像にノイズ(アーチファクト)が発生し、正確な診断を妨げることがあります。
  3. 撮り直しの防止 エプロンの写り込みによって撮り直しが必要になると、結果として患者さんが浴びる放射線量が増えてしまう可能性があります。エプロンを使わないことで、一度で確実かつ安全に撮影を行うことができます。

妊婦さん・お子様・ご不安を感じる方へ

科学的にはエプロンなしでも十分に安全であることが証明されていますが、当院では患者さんの心理的な安心感も大切にしています。

  • 小さなお子様
  • 妊娠中、またはその可能性のある方
  • 以前の習慣からエプロンがないと不安に感じる方

これらの方々には、ご希望に応じてエプロンをご用意いたします。どうぞ遠慮なくスタッフまでお申し付けください。

安心してお受けいただくために

歯科のレントゲンで受ける放射線量は、私たちが日常生活で太陽や大地から浴びている自然の放射線と比較しても、数日分という極めてわずかな量です。

当院は、最新の医学的エビデンスに基づき、最小限の被曝で最大限の診断価値を提供することをお約束いたします。

引用ソース

2024年のADA勧告の核心は、矩形照射(コリメーション)とデジタル受像器の普及により、撮影部位以外への散乱線が実効線量に寄与しないレベルまで低減された点にあります。

特に甲状腺カラーについては、CBCTやパノラマにおいて下顎骨の診断を妨げるリスクが、防護の利益を上回ると判断されています。

レントゲン撮影に関係して

なにか不明なこと、不安なことがある場合は院長にお声掛けください。

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