完全予約制にする理由は治療の質の向上
医科は先着順に診療をするところが大多数であると思いますが
歯科は予約制をとっているところが多いと思います。
その理由に歯科は外科的な処置がメインで
一つの処置に対してスタッフや器具の準備が必要だからです。
流れ作業でやっている歯科医院もまだあるようですが
基本的には
しっかりと時間を確保
そのために完全予約制
同じ先生が同じ患者さんを診察する担当医制
自分の専門外分野はより専門的な医院に責任持って紹介状を作成する
ことが歯科にとって重要と考えます。
実際に、当院を受診された方は
時間ぴったりに診療がスタートし、
処置前に「今日はこの部位をOOO治療やります」と説明し
時間通り、予定通りに処置が終わるのを実感していただいていると思います。
医院に来たときに あれ?なんかすいてるな?と思うかもしれませんが
完全予約制なので「予約してくれた患者さんのためだけに予約枠を作って待っている」ので当然なのです。
感染予防として
紙コップなどはディスポの使い捨て。
ミラー、ピンセット、タービン(ドリル)など器具の滅菌や
グローブを患者さん毎に変えるのは当然のことです。
歯科医院の感染予防の頑張り具合については
コロナ禍でのクラスター発生率の低さを考えても
日本中の歯医者さんがとても頑張っているのがわかったと思います。
新型コロナに関係なく、常に感染リスクの高い仕事ですから
歯科医院は飛沫感染や強制的な空気の換気などに多大な設備投資をしているのです。