当院は厚労省の定める口腔管理体制強化加算(口管強)の基準をみたしている歯科診療所です

ClearCorrect|Simple|Friendly
Straumann Aligner Orthodontics

インプラント世界シェア1位
スイス ストローマン社の提供する
マウスピース型矯正装置 クリアコレクト

マウスピース矯正は、透明なマウスピース型の矯正装置を使って歯並びを改善する治療法です。
従来のワイヤー矯正と比べて目立たず、取り外しが可能であるため、近年人気が高まっていますがすべての方に適した矯正方法ではないので注意が必要です。

マウスピース矯正(インビザラインなど)の流れや治療手順は、以下のようなステップで進みます。

1. 初回カウンセリング・相談
歯科医院で、歯並びの悩みや希望を相談
簡単な口腔内チェック
治療の大まかな流れや費用の説明
2. 精密検査
レントゲン・CT撮影
口腔内スキャン
顎の動きや噛み合わせの確認
これらのデータをもとに治療計画を作成
3. 治療計画の作成・シミュレーション
取得したデータを元に、3Dシミュレーションを作成
治療期間や歯の動き方の確認
患者の了承後、マウスピースを発注
4. マウスピースの装着開始
初回のマウスピース装着指導
装着時間の目安(1日20時間以上)
交換スケジュールの説明(当院では2週間ごとに交換)
5. 定期チェック(1ヶ月ごと)
歯の動きの確認
不適合等の場合は必要に応じて新しいスキャンや調整
アタッチメント(歯に付ける突起)やゴムかけの追加もあり
6. 矯正完了・保定
矯正が完了したら、後戻りを防ぐためにリテーナー(保定装置)を装着
保定期間は1年以上が一般的(最初は長時間、徐々に短縮)
定期的な経過観察
注意点
✅ 1日20時間以上の装着が必須
✅ 指示された間隔で(当院では2週間)マウスピースの交換
✅ 矯正期間は個人差があり、6ヶ月~2年程度
✅ 食事や飲み物の際は外す(※水はOK)

マウスピース矯正の治療費用は、歯科医院や治療内容によって異なりますが、研究学園歯科では77万円です。

より詳しい情報や具体的な治療方法については、歯科医院で直接相談することをおすすめします。
(口腔内やCTなどを撮影しないと判断できませんのでマウピ矯正の電話対応は一切行っておりませんのでご了承ください)

マウスピース型カスタムメイド矯正装置について
クリアコレクトやインビザラインは、医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認の医療機器です。
そのため、医薬品副作用被害者救済制度の対象外となる場合があります。
当院で採用しているクリアコレクトは、スイスのバーゼルを本拠地とし、インプラント歯科学、修復歯科学、口腔組織再生の領域のグローバルリーダーであるストローマン社が製造するマウスピース型の矯正装置です。
2009年に米国食品医薬品局(FDA)から医療機器として認証を受けています。

インビザラインやクリアコレクト等が薬機法の対象外となる理由としては
・カスタムメイドの矯正装置のため既製品ではない
・治療計画、患者への説明、口腔内スキャン、マウスピースの設計は日本の歯科医師が行うが、製作は海外の工場で行われる
・国内で作製される物であってもカスタムメイドは薬機法での対象となりません

マウスピース矯正の一般的なリスク

装着時間: 1日20時間以上の装着が必要です。装着時間が短いと、治療期間が長引いたり、歯並びが十分に改善されないことがあります。
マウスピースの管理: マウスピースは清潔に保ち、定期的に洗浄する必要があります。また、紛失や破損に注意し、大切に保管してください。
痛み: 治療開始時や新しいマウスピースに交換した際に、一時的な痛みを感じることがあります。
虫歯・歯周病: マウスピース装着中は、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、口腔内の衛生管理をしっかりと行う必要があります。
歯根吸収: 歯の根が溶けて短くなることが稀にあります。
歯肉退縮: 歯茎が下がってしまうことがあります。
ブラックトライアングル: 歯と歯茎の間に隙間ができることがあります。
顎関節症: 顎の関節に痛みが生じることがあります。
歯並びの悪化: 治療計画が適切でない場合、歯並びが悪化することがあります。
治療期間の長期化: 歯並びの状態や患者さんの協力度によっては、治療期間が長引くことがあります。

マウスピース矯正の注意点

適応症: 全ての歯並びに対応できるわけではありません。当院では抜歯が必要な方はワイヤー(ブラケット)矯正の適応とさせていただきます。
自己管理: マウスピースの装着時間や口腔内の衛生管理など、患者さん自身の協力が必要です。
費用: 保険適用外です。

リスクを軽減するために

歯科医師との連携: 治療前にしっかりとカウンセリングを行い、治療計画を十分に理解することが大切です。
定期的な検診: 定期的に歯科医院を受診し、歯の状態やマウスピースの適合状態を確認してもらいましょう。
口腔内の衛生管理: 歯磨きやマウスウォッシュなどを丁寧に行い、口腔内を清潔に保ちましょう。
マウスピースの管理: マウスピースを清潔に保ち、適切に保管しましょう。
マウスピース矯正は、適切な治療計画と患者さんの協力があれば、安全かつ効果的に歯並びを改善することができます。しかし、リスクも伴うことを理解し、歯科医師とよく相談した上で治療を検討することが大切です。