つくば市の歯科医院、研究学園歯科です
口腔内スキャナーを導入し半年以上経過しましたが
マウスピース矯正、ジルコニアクラウン、小児矯正の記録、インプラントの設計や型取りなど
使わない日はないというくらいに毎日活躍しております。
初めて見たときには皆さんビックリされます。
これからの歯科医院は歯科用CT(CBCT)
根管治療用のNiTiロータリーファイルとエンドモーター
口腔内スキャナーによる光学印象(保険適用外診療)などは
高精度な治療の必須装備となるでしょう。
あとはマイクロスコープという高精度な手術用拡大鏡ですが当院でも導入が決まりました。
拡大してよく見えるというのは良い治療には必須ですからね。
販売元にオーダーはしているのですが欠品しているとのことで、導入はしばらく先になるようです。
設置が待ち遠しく思います。
光学印象(口腔内スキャナー、IOS))で最も多いのが
ジルコニアクラウン、ジルコニアインレーです。


ジルコニアインレー
金属を使わず白くて丈夫な奥歯に耐えられる被せ物を作ることができます。
これを型取りする素材を使わずカメラでスキャンしPCに取り込みます。
専用の設計ソフトでデザインし、機械でジルコニアを削り出します。
最後の仕上げに技工士さんがステインなどで色を微調整し完成です。
この被せ物の適合度がとてもよく、出来上がってきたものがほぼ調整無しでフィットします。
患者さんの口腔内に合わせながら便利な世の中になったなあと実感しております。
・・・・・・・・・・・・
ジルコニアインレー、ジルコニアクラウンは自由診療(保険適用外診療)です
治療回数
2回程度(型取り→セット)
根管治療から必要な場合は5回程度の通院が必要です。
費用(保険外治療)
5.5万円~7万円程度
副作用
生活歯の場合は冷水痛や冷たいものがしみる症状が出ることがあります。咬合違和感が出ることがあります。
失活歯の場合は咬合違和感、歯根破折などの可能性があります。
長所
変色しない、保険の白い歯と比べて自然な透明感のある白さ、汚れがつきにくい
金属アレルギーの原因にならない
保険治療と比較し適合性が良くセラミック専用接着材を使うので隙間から虫歯になりにくい